交際してる相手とのコミュニケーションが上手に出来なくてコミュニケーション不全が原因で別れるカップルはとても多く存在します。(※参考記事:復縁屋とは? )
もちろん多くの方々がコミュニケーション能力が低い訳ではなく日常生活を送る上で支障のないコミュニケーション能力をお持ちです。
しかし、恋人との関係となり、男女の関係となると突然コミュニケーションが取れなくなり、自分の要望ばかりを恋人に押し付け、恋人の要望に関しては聞き入れているつもりで全く聞き入れない方がほとんどです。
その結果、交際の継続は難しいと判断され、交際の継続が難しいので破局を迎えてしまいます。
破局を迎えた後に、あの時〇〇をしておけば…と後悔する内容のほとんどがコミュニケーション不全から来る問題です。
話す時間がなかったから気持ちを伝えられなかった。
恋人の話しにちゃんと耳を傾けていなかった。
相手の言葉にシッカリと耳を傾けていれば別れに至らなかったかもしれないものに耳を傾けなかった為に別れを告げられて後悔します。
コミュニケーション不全が別れを招くケースは多々あるのですが、コミュニケーション不全が原因で別れた部分を改善できる人はほとんどいません。
結果的にそれが復縁できない理由にも繋がるのですが、復縁できない理由について言い訳をしているにもかかわらず『復縁したい…』と口にする方が少なくありません。
例えば仕事や育児、家事に追われて時間が取れず恋人とコミュニケーションが取れないと言い訳をする方もいます。
コミュニケーションを取る時間がなかったからコミュニケーションを取れず、別れに至った方々は復縁する為に時間を取れるようにする!という頑張り方をします。
時間が足りないからコミュニケーションを取れなかったのではなく、コミュニケーションが不足している意識が薄かったので時間という部分に意識がいってしまいます。
沢山話しが出来なかったからコミュニケーションが取れないではなく、大切な事を話さずに相手に甘えていた事が問題だから別れに至ってしまったのではないでしょうか?
コミュニケーション不全が原因で別れに至った方々は時間が取れなかったのではなく、話を聞けない事や短時間の会話で恋人の気持ちが理解出来なかったにもかかわらず時間を作る努力をしていなかった事が伺えます。
別れた後に時間を作る努力をしようとしても、恋人はあなたとの時間を沢山共有したい訳ではなくなっています。
時間を沢山共有したい訳ではない恋人と時間を沢山共有しようとしても復縁できませんよね?
これに辿り着かないのでコミュニケーション不全が原因で別れる事にもなるのです。
そして、コミュニケーション不全が原因で別れを告げられる方の中には、そもそもコミュニケーションを取る気がなかったかのように振る舞う方もおり、本人は恋人の話しを聞いていたと考えるのですが、恋人からすれば話しを全く聞いてないと捉えられる人もいます。
何を言っても論点は擦り替わりますし、大切な事を話しても上の空、あなたの話しだけは聞かなければならない。という状況を作ってしまう方は本人には自覚なくコミュニケーション不全が原因で別れた理由についても思い当たる節がありません。
恋人が伝えたい事を理解し、理解した上での行動が出来ていたのか?
コミュニケーション不全が原因で別れを告げられた方々が自分で自分の問題に気付いて復縁を目指すのはとても難しい事なのです。
コミュニケーション不全が原因で別れた方が復縁活動をしても正しい復縁活動に繋がらないのは復縁する為に大切な自分の問題について気付かないからになります。
自分の問題にはなかなか気付きづらいですし、気付きづらい事にも気付かないのでコミュニケーション不全が原因で別れた方は見当はずれの復縁活動をしてしまいます。
見当はずれの復縁活動をする方々が復縁に辿り着く事は出来ませんし、本当に復縁したいなら別れの原因がコミュニケーション不全が原因だという事に少しでも早い段階で気付かなければなりません。(※参考記事:本当に復縁したいから復縁屋に頼る選択が出来る相談者様だから復縁の可能性も上がります。 )
会話の仕方を改善する事でコミュニケーションの取り方が変わる
会話の仕方を改善する事でコミュニケーションの取り方が変わります。
会話はコミュニケーションツールの中でも一番伝えたい情報量が多く、伝えたい事を伝えやすい特徴があります。
しかし、伝え方を間違えれば本当に伝えたい事とは全く異なった伝え方になってしまい、会話の仕方を改善する事で伝えたい相手とのやり取りもスムーズに行う事ができます。
以下にある会話の例を2つ挙げます。
下記の会話を基に、コミュニケーションについて考えてみましょう。
参考にして頂く問題のある会話の例
例1:
- Aさん「最近流行の、原宿の○○ってお店のパンケーキ、食べた事ある?」
- Bさん「食べた事あるよー」
- Aさん「僕は食べていない」
- Bさん「・・・」
例2:
- Aさん「ドラマの話とかしようよ!」
- Bさん「最近は○○ってドラマを見てるよ」
- Aさん「僕は見ていない」
- Bさん「・・・」
問題のある会話のやり取りを見てどう思いますか?
上記の問題のある会話のやり取りを見てどう思いますか?
問題のある会話のやり取りって、楽しいでしょうか?
自分で話を振っておきながら「僕は食べていない。僕は見ていない」と会話を自分で終わらせてしまいます。
AさんBさんの会話が広がらない事はお分かり頂けるかと思いますが、会話が広がらない以上にAさんとBさんが仲良くなる事はあると思いますか?
会話のコミュニケーションの基本はキャッチボールと同じ
会話のコミュニケーションの基本はキャッチボールと同じです。
キャッチボールは相手がキャッチ出来る出来ないを考えずに思いきり投げれば良いものではありません。
キャッチボールの経験がある方はお分かりだと思いますが、キャッチボールは、相手の胸に向かって取り易い所に投げるのが基本です。
相手が構えている所にボールを投げてあげればキャッチし易く、キャッチし易い球を投げるから気持ち良く投げ返してもらえます。
キャッチボールをコミュニケーションに置き換えれば、返事が欲しければ、返事をし易いアプローチが求められるという事になります。
返事をもらいやすい会話を例題を参考に考えてみよう
返事をもらいやすい会話コミュニケーションの例を考えてみましょう。
上述した例1の場合なら、Bさんは「食べたことがあるよー」と言ってくれています。
Aさんが食べた事がなければ、「いいなー。話題になってるけど、美味しかった?待ち時間とかあるのかなぁ?」等の返事をすれば、Bさんは「美味しかったよ」や「話題になってる割にそうでもなかったよ」の返事がしやすくなります。
?が付いてるから返事をし易い訳ではないのはご理解頂けましたか?
例2の場合も、「僕は見ていない」ではなく、「どんなドラマなの?主演って誰だっけ?」等ど返せば、「○○なドラマでね」とドラマに関する話題が続きます。
主演の役者の事から「主演の役者の○○ってドラマなら見たことある!」の様に会話を続ける事も可能です。
大切なのは、会話の広げ方です。
返事がYesやNoにしかならない質問はできる限りしないというのも話題を広げ易くなります。
会話を広げる為の参考に
例えば「○○に行ったことあったよね?」と聞いてしまえばYESかNOという返事になりますが、「○○に行ったことあったよね?どうだった?」と一言付けるだけで感想を聞く形になり、「~だったよ」と感想を聞けて会話が広がります。
また、YES、NOの返答になる質問は、送られた側は非常に面倒なものにもなります。
感想を送る方が文字量が増えるし面倒だと思うかもしれませんが、短文の返事は後でいいやと後回しにされる事や今聞く必要があるのか?と思われてしまいます。
子供から「なんで?どうして?」とシツコク聞かれれば面倒くさくなりますよね?
何事も加減が大切ということです。
問題のある会話を例にした理由
弊社に復縁相談を頂く際にコミュニケーションが上手ではない方が目につきます。
元カレや元カノが会話を楽しんでくれない、コミュニケーションを取れない、メール・lineの返事をくれない。といったご相談を頂きますが、総じて相談者が自分本位な投げかけに終始し、言いたい事を言うだけで、元カレや元カノのリアクションを考慮しない我儘な会話をしている方が少なくありません。
上述した様にコミュニケーションはキャッチボールですが、キャッチボールで相手の胸元に向けて適度な力加減で投げるのではなくて全力で全く関係ない所に投げてしまっているから返事が来ない事が分かります。
相談の仕方一つにしても、復縁したい、悩んでます。といった一言で相手が返してくれるだろうというline相談を頂くケースも増え、line相談を頂いた時点でコミュニケーションが上手ではない事がよく分かります。
言いたい事だけ元カレや元カノに伝えても、コミュニケーションは成立しません。
- 何故会話を楽しんでもらえないのか?
- 何故コミュニケーションを取れないのか?
- 何故メールやlineの返事をくれないのか?
line相談や電話相談を頂いていると別れの原因がコミュニケーション能力が欠けているであろう方が想像し易い方々が少なくない為、コミュニケーションについて参考にして頂く記事を書かせて頂きました。(※参考記事:メールやlineのテクニックにこだわる方は言葉に込められる想いについて考えて下さい。 )
会話が拡がらないアプローチほど、コミュニケーションにおいて嫌がられるものはありません。
もし元カレや元カノとコミュニケーションを取ろうとしてもリアクションが悪い場合は、あなたのコミュニケーション能力について疑ってみて下さい。
元カレや元カノではなく、自分のコミュニケーション能力を疑う事が復縁に進む一歩目かもしれません。
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