DVを受けて、傷つき怖い思いをしたのに、彼ともう一度やり直したい、復縁したいと望まれる女性がいます。
弊社でも、DVの加害者、DVを受けている被害者の方から、弊社でご相談をおうけする事は多いのですが、DVの加害者側は復縁を求める、しかし、DVを受けている被害者多くのご相談は、別れるにはどうすればいいのか?完全に関係を断ち切りたい!!という切実なご相談です。
しかし、中には、DVを受けている被害者側からの復縁相談もあり、彼から暴力を受け、殺されるかも!?と危険を感じて、実家へ身を隠している状況にも関わらずです。
殺される・・・という身の危険を感じる程のDVを受けているのに、なぜ、DV男との復縁を考えるのでしょうか?
先般弊社にあったご相談です。
(※プライバシーに配慮し、一部内容を改変させて頂いてます)
20代 既婚者 北関東在住
2年程同棲した彼との間に子供が出来、夏に出産しました。
妊娠後期に彼と大喧嘩になり、私はその時に過呼吸になったのですが、そんな状況でも彼は、お前が悪い事をしたからだ!といって、暴言を吐き、往復ビンタなどの暴力を受けました。私のその時の心境は、「殺されるかも!?」と身の危険を察知し、両親に助けを求めて実家に身を隠すことにしたんです。
実家に戻ったわけですが、彼は『自分は変わるから・・・』と、復縁を求めてきています。
私としては、今度こそ変わってくれるのであれば最後に彼を信じてあげたいと思っています。しかし、以前にも、このような事があり、身内には心配を掛けた事があります。
家族を説得して、彼と復縁するにはどうしたら良いでしょうか。
復縁屋ジースタイルに相談さえすれば、復縁の為にご両親を説得してくれる、復縁を応援してくれると思っていたのでしょうか?
様々な、DV被害者の方からのご相談を受けますが、DV相手と復縁が成功しても、復縁する前と同じ様に、暴力を受け、最終的に傷つき別れる結果になってしまう方が大半です。
ですので、弊社としては、DV男との復縁は望ましくないと考えています。
暴言・暴力を受けて、殺されるという身の危険を感じたのに何故、復縁をしたいのか、疑問に感じます。
この相談者に、本当に復縁したいのか?をお伺いすると、復縁したいと仰います。
その理由として、
DVを受けても彼の事を好きだから
子供の父親を奪いたくない
最後に信じたい
彼の言葉のどこが信じられるのか?については
彼が、自分が悪いと認めてくれた
変わると約束してくれた
彼の行動のどこを信じられるのか?
自分や子供がいなくなっても必死に仕事をして家を守ってくれた
もう一度言いますが、この相談者は、男に殺されるかも知れない!?と思い家を飛び出し、実家に身を隠している状況です。
そもそも、相談者のご両親も、殺されるほどの辛い思いをしている環境に自分の娘を戻したいと思うと思いますか?
DV男の典型的な言動で、実際に暴力をふるったり、言葉で制圧し、相手が逃げた場合に、俺が悪かった、絶対に暴力を振るわないと懇願します。
相談者の女性は、復縁したい理由としたものに、子供の父親を奪いたくないと仰ってますが、大前提に『自分が彼の事を好きだから』が根底にありますので、子供の父親を奪いたくないではなく、自分が好きだから、子供を犠牲にしているとしか考えられません。
何度も良いますが、『殺されるかも!?という危険な思い』をしたから、ご両親に助けを求めた事は忘れてしまっているのでしょうか?
相談者は、我々の伝えたい事には、耳を貸そうとはせず、反論しかしてきません。
最後に、相談者は言いました。
「最後に彼を信じたいと思っています。子供を守りたいから危険だと思って家から出て実家に戻った。でも、彼は変わってくれると言ってくれました。だから最後に望みをかけたいです。」
自分が彼の事をまだ好きだから復縁したい。復縁したい人の切実な思いですから、それは理解できなくもありません。
しかし、危険な目にあう、殺されるかも知れないという環境に、子供と一緒に戻る事で子供の将来を考えているとは到底思えません。
彼の事を信じる、信じないは、自分の判断ですから、弊社としても何もいう事はありませんが、彼のいう事を真に受け、戻ったとしても、同じ事を繰り返すことは容易に想像できます。(※参考記事:復縁屋とは? )
DV問題の不安を抱えているのであれば、ジースタイルへご相談下さい。
今回は、DVの加害者も、被害者である相談者も復縁を望んでいるので、復縁しようと思えば、復縁が可能な状況であるのですが、DV加害者の男の上辺だけの謝罪だけで、関係が良好になるとは考えづらく、同じ事を繰り返す結果になるのではないでしょうか。
DVをしているという自覚がないのですから、反省していないに等しく、であれば、復縁したところで問題の解決に至ることはありません。
DVは立派な犯罪ですが、DV加害者は、犯罪をしているという意識がありません。
やってしまった事については謝罪はしますが、反省しているわけではなく、その場限りの謝罪でしかありません。
本当に、DV男と復縁していいのか、真剣に考えて行動しないと、また怖い思いをするのは自分自身です。
復縁屋・別れさせ屋ジースタイルでは、DV問題でお悩みの方からのご相談をお待ちしています。
コメント