パートナーに何度も何度も浮気され、何度も何度も怒ったり注意したりしてないですか?(※参考記事:別れさせ屋とは? )
「ごめんなさい」「もうしません」「反省してます」と本人も反省している様子だからと許したら、時間が経つとまた浮気。
浮気する⇒バレる⇒謝る⇒反省する⇒時間が経つ⇒浮気する最悪なループ
一度きりの浮気だったとしても、パートナーを傷付けている事に変わりなく
「魔が差して浮気してしまった」等と言い訳をして、懲りずに二度三度と浮気を繰り返すタイプの人も。
パートナーが浮気性だと、精神を削られ、とんでもなくしんどい思いをしてしまいますよね。(※参考記事:復縁屋とは? )
何度も浮気をする”したつもり人間”
- 本能のまま自分の欲望に真っ直ぐな、無類の女好き
- 人の気持ちや後先を考える事の出来ないただのバカ
なんて人も勿論います。
しかしなぜ、後悔もして、反省もしている人が、何度も同じ事を繰り返してしまうのでしょうか?
それは…“反省したつもり”になっているだけだからです
怒られたり振られたりした事によって“悪い事をした”という自覚はある為「しなければ良かった」と後悔はします。
しかし本当に後悔していたとしても、自分が後悔した事を反省をしたと思い込み“勘違い”しているだけなのです。
反省したと思い込んでいるが故に、実際には後悔した所で留まり、反省が出来ておらず、自分と向き合う事も出来ていないので“どういう形で反省すれば良いのか”と反省の仕方も理解していません。
“怒った相手の怒りを静める”“離れて行きそうになった相手を引き止める”事にウェイトを置いていて「自己の行いの振り返りをしていない」のですよね。
参考記事:恋人同士の知っておきたい倦怠期
後悔と反省の違い
そもそも、したつもり人間は「後悔」と「反省」の違いを理解していません。
“後悔”とは
してしまったことを後になって悔やむこと。
“反省”とは
自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。
自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。
“後悔”は現在から過去を見ている
“反省”は過去から未来を見ている
という違いがあり、反省しているつもりのままでは、何も変わる事なく前に進む事は出来ません。
その上時間が経つと、怒られて後悔した記憶も薄れ、また以前と同じ心の状態に戻り、許されたという事実に安堵し気が緩む。
だから同じ事を繰り返してしまうのです。
したつもり人間は変われる?
同じ事を繰り返す「したつもり人間」は本人の意識で変えて行かなければ直る事なんてありません。
“後悔=反省”から“反省=改善”へ
本人が自ら気付いて改善の方向へ進んで行ければ問題はありませんが、なかなかそうも行かないのが「したつもり人間」です。
“反省したつもり”でいるという事は“改善したつもり”でいるのですから。
という事は“していない”のと同じであって“できない”という事です。
結果、本人は変われず何の成長もしないという事になります。
したつもり人間とこれからも一緒に居るべきか否か?
「したつもり人間」は怒ったところで何も変わりません。
こちらが怒ると、ちゃんと謝ってきます。
一度相手に聞いてみてください「何に謝ってるの?」と。
きっと「怒っているから」や「悪い事をしたから」「傷つけてしまったから」と言うでしょうね。
謝罪し終わるとそこで完結し、その後ほとぼりが冷めるとまた同じ状態に戻ります。
理解させる為には、離れる事が一番です。
喪失感を味わう事で“変わらなければ失ってしまうんだ”と気付き“このままではいけない”と危機感を持ち、やっと理解出来るのです。
傷つけられても好きだからと許し、しんどいながらも付き合いを続けて行くのが本当に幸せなのか?をしっかり想像し、関係を続けて行くならば、これから先も傷つき辛い思いをする事を覚悟しておかなければいけません。
とは言え、辛い思いをし続けて生きて行くなんて、誰も望まないでしょうし、心の底から許す事なんで出来ないでしょう。
ましてや忘れる事なんて絶対に出来ないでしょうから・・・
どれだけ好きな相手でも「したつもり人間」なのであれば、自分の幸せを考え、株式投資の様に“損切り”する勇気も必要です。
本当はもっと幸せに過ごせるかもしれない自分の人生の時間が失われて行っているかも知れませんよ。
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