復縁屋にご相談頂く際に、冷却期間についての相談を頂く相談者様がいらっしゃいますが、冷却期間は誰の為に冷却期間を設けるモノなのか?について考えて頂きたいと思います。
冷却期間は、復縁活動をしていると必ず耳にする言葉だと思いますが、冷却期間の使い方を間違えている相談者様も少なくありませんし、冷却期間を相談者様が自分の為に使っている事も多く、冷却期間の使い方について基本的な使い方を理解されていない相談者様がとても多く感じられます。
冷却期間の使い方を間違っているので、冷却期間を自分の都合の良い解釈をしてしまい、冷却期間を設けた結果、復縁の方向に進むのではなく、完全な決別の方向に進んでしまう相談者様も少なくありません。
その為、復縁活動は誰の為にするのか?という点も含めて、冷却期間の基礎知識を復縁の専門家が説明させて頂きます。
冷却期間はどんな時に有効活用出来るの?
冷却期間を有効活用する事で復縁活動に活かせる事が出来、冷却期間の基本を知っておくと、復縁成功率を上げる事に繋がる可能性があるケースは勿論存在します。
しかし、どんなケースであっても冷却期間は有効という訳ではなく、冷却期間が有効活用出来るケースと出来ないケースも存在するので、冷却期間はどのように使うのが適切なのか?について知っておく必要があります。
冷却期間は、パートナーの怒りを冷ます為の期間であり、パートナーの怒りを冷ます期間という事は、パートナーが怒っていなければ冷却期間を使う時ではありません。
怒ってないのにパートナーと冷却期間を設ければ、パートナーの気持ちが冷める期間にもなってしまうので、パートナーを怒らせてしまったケース以外では基本は冷却期間を設けるべきではありません。
稀に、冷却期間を空けて、パートナーの気持ちを取り戻したいです!!というご相談を頂くのですが、冷却期間は気持ちを取り戻す期間ではなく、怒りを冷ます期間なので使い方を間違えれば冷却期間を空けた事で復縁から遠ざかる事も考えられます。
冷却期間はどんなケースでも活用出来るものではなく、使い方を間違えれば復縁に進むどころか復縁を全く考えてもらえない状況に陥ってしまうので、冷却期間の使い方を忘れないようにしなければなりません。
冷却期間はどんな効果があるの?
冷却期間は怒りを冷ます期間ですから、パートナーを怒らせてしまった時に、パートナーの怒りを鎮める効果になり得ます。
人間の怒りは長く継続するモノではなく、怒りを永遠に継続させる事は出来ませんが、怒りを感じていると冷静に物事を考えられず、冷静に物事を考えられないので、どんな言葉を掛けても、どんな行動を起こしても受け入れてもらえない状態になっている時に冷却期間を有効に使えます。
怒りの感情があるパートナーに対して、謝罪の言葉をいくら伝えたところで謝罪の言葉は伝わりません。
謝罪の言葉も含めて、パートナーが冷静になって言葉や気持ちを伝えられる為には時間が必要になりますし、怒りで感情を剥き出しになっているパートナーを冷静にさせて話し合いがキチンと出来る様になる効果を冷却期間を空ける事によって得られます。
パートナーが怒ってない状態で冷却期間を空けたところで冷却期間の効果は得られません。
怒りを鎮める効果を得るのが冷却期間になり、怒っている訳ではなく単純に気持ちが薄れた等の理由で別れを告げられたケースでは、冷却期間は逆効果となってしまう可能性があるのでご注意下さい。
冷却期間で連絡を取り合わないのは正解?
冷却期間中に連絡を取り合わないのは、パートナーの怒りを鎮める為なので、正解というよりも、連絡を取り合えば怒りの感情を納める事が出来なくなりますから、正確に言えば連絡を取らないと言うよりも、連絡を取ってはいけない期間になります。
連絡を取り合う事で、パートナーの怒りを再燃させる可能性はありますし、冷却期間中に連絡を取り合わないではなく、連絡を取り合えないのが正解になります。
怒っている人に何かを伝えても火に油を注ぐ形になり、火に油を注がない為には、火の近くに寄らなければ油を注ぎようがありません。
怒らせてしまったパートナーには、謝罪の言葉も反省の言葉も届かず、怒りをまずは発散させなければならないので、怒りを抑える為の期間として冷却期間を使う訳ですから、連絡を取り合わない冷却期間が必要になるのです。
怒りで冷静になれないパートナーの怒りを友達などに話したりして発散させてもらい、冷静な感情を取り戻してもらうものになります。
気持ちが離れたパートナーと冷却期間を空けて復縁しようとする相談者様がいらっしゃいますが、気持ちが離れたパートナーと冷却期間を空ければ気持ちは更に冷めていきます。
冷静になってもらう期間であり、気持ちが離れたパートナーの決断は冷静になっているから決断したものになるので、気持ちが離れたパートナーと連絡を取り合わない冷却期間の使い方は間違っていますのでご注意下さい。
冷却期間中の行動が復縁成功率を変える
冷却期間中は何もしなくても言い訳ではありません。
連絡が取れないなら、何も出来ないし、何かしたらいけないんじゃないの?と冷却期間の基本を理解されていない方は仰るのですが、そもそもパートナーが怒った理由は何か?を考えて頂くと、冷却期間中にやらなければならない事は沢山ある事に気付けると思います。
冷却期間はパートナーに怒りを沈めてもらい冷静になってもらう為の期間であり、冷静になってもらった後はパートナーとの話し合いが待っています。
パートナーと話す時に怒りで感情的にさせてしまったのは誰か?という部分を考えて頂くと、冷却期間中に何もしない…というのは間違いであり、冷却期間中にパートナーを怒らせてしまった原因を根本的な部分から改善する必要がある事に気付かれると思います。(※参考記事:容姿を変える自分磨きではなく内面を変える自己改善が復縁する方法です )
そもそも冷却期間とは?
そもそも冷却期間とは、気持ちを冷却させる期間を空ける事を指しますが、気持ちを冷却させる際に、誰の気持ちを冷却させる必要があるのか?を考えて頂く必要があります。
冷却期間は、自分の気持ちを冷めさせる期間ではなく、パートナーの気持ちを冷めさせる期間になり、パートナーの怒りの気持ちを冷めさせる期間なので、パートナーが「別れたい!!」と思っている熱い気持ちを冷めさせる期間ではありません。
パートナーを怒らせてしまった、相談者様が抱える問題点が原因でパートナーを怒らせてしまった時に冷却期間を空けて、パートナーの怒りの感情を少しでも納めてもらうものでもあり、パートナーが「別れたい!!」となった時に、冷却期間を空ければ自然消滅になってしまいます。
一旦落ち着いて冷静になってもらう事で、謝罪の気持ちを伝えて、謝罪の気持ちを受け入れてもらう為の期間ですから、パートナーにとっては冷却期間は怒りの感情を抑える期間であり、相談者様にとっては怒りの感情を持たせてしまった事を反省する期間となるのです。
パートナーにとっては冷静になってもらう為の期間が冷却期間になりますが、怒りの感情を抑えてもらうという事は、相談者様以外の人が怒らせたのなら、冷却期間を空ける必要はないですよね?
パートナーの怒りを抑える原因を作ったのは誰か?という点に気付いて頂くと、相談者様がパートナーを怒らせる原因を作った訳ですから、冷却期間は怒らせた原因を改善する期間であるとも言えます。
冷却期間はどれくらいの期間が相場?
冷却期間のお話しをさせて頂くと、どうしても実際の期間はどの位空けた方が良いのか?目安としての期間を気にする相談者様がいらっしゃいますが、実際の期間は人それぞれ異なり、怒りの感情を抑える期間と考えるものと、怒りの感情を与えてしまった原因を改善する期間となった時に、どちらを主として冷却期間を空けるべきか?を考える必要があります。
パートナーの怒りを鎮める期間として考える場合、人間の怒りの感情は長くは持ちませんから、10日前後の期間を空ければ冷却期間は十分な期間と呼べます。
しかし、怒りの感情を与えてしまった原因を改善する期間となれば、10日前後の期間で改善されるでしょうか?
パートナーが怒ったから相談者様の問題点が簡単に改善される様なものの場合、パートナーが冷却期間を空けなければならない程、怒るものなのか?を考えて頂く必要があります。
パートナーが不満を持った部分を改善する期間と考えて頂くと、冷却期間は実際にはどの位空けなければならないのか?という問いに、「あなたの抱えている問題がシッカリとかいぜんされてパートナーの怒りを鎮める謝罪が出来る様になるまでの期間になります。」という答えとなります。
冷却期間中にするべき復縁活動とは?
冷却期間中にするべき復縁活動は、パートナーを怒らせてしまった原因を作ったのは自分である。となる訳ですし、パートナーを怒らせた理由ではなく、パートナーを怒らせてしまった根本的な原因を改善する復縁活動が求められます。
冷却期間を設ける理由は、パートナーの怒りを沈めてもらい、パートナーから許してもらうチャンスを得る為ですから、パートナーから許してもらうチャンスをもらったところで、根本的な原因が改善されていなければ冷却期間を空ける意味がありません。
その為、冷却期間にするべき復縁活動は、怒りの感情を与えてしまった理由について、「二度としないから…」と、二度としない理由を説明するのではなく、冷却期間中に何故怒らせてしまったのか?という根本的な原因を改善し、二度としない事を説明するのではなく、この人は二度と同じ事をしないだろうな…と分かってもらう為の自己改善が求められます。
冷却期間中にするべき復縁活動は、自分自身を見つめ直し、今の自分ではパートナーと合わない事を理解し、パートナーと合う人間になる様にする復縁活動が求められます。
冷却期間中に自己改善もせず自分磨き等をする相談者様がいらっしゃいますが、自分磨きを冷却期間中にして本当に復縁出来ると思っているなら、そういったズレた感覚がパートナーを怒らせてしまった原因となっている可能性が十分にあるので注意が必要です。(※参考記事:復縁したいから自分磨きをする事の大きな間違い復縁したいなら必読 )
冷却期間を空ける理由や原因をしっかり把握する
冷却期間を空ける理由を理解する事が冷却期間中の最初にしなければならない事になります。
なぜパートナーは「別れたい!!」と思ったのか?を把握していなければ、相談者様は自分の何が悪いのか?という点に気付く事が出来ません。
直接的な原因だけを考えるのではなく、それに付随する何かがあるので別れを決断した訳ですから、パートナーから直接原因を聞かずに、自分で原因を突き止め、改善する事でパートナーは相談者様がシッカリと問題点を考え気付いてくれた…と受け取ってもらう事が大切です。
冷却期間を空けれなければならなくなった直接的な原因から、逆算し、根本的な原因は何か?に気付く事が冷却期間中の復縁活動にも影響を及ぼします。
冷却期間を空けるに至った理由や原因の把握は非常に重要です。(※参考記事:別れの本当に原因に辿り着けないのに一人で復縁活動をしても復縁成功率が上がる訳がないのです。 )
冷却期間を空ける理由や原因をしっかり理解する
冷却期間を空ける理由や原因を把握出来たら、冷却期間を空ける理由や原因を理解する必要があります。
冷却期間を空ける理由や原因を把握出来たら、理解した事と同じでは?となるかもしれませんが、把握と理解は別物です。
例えば、1+1=2を知っていても、なぜ1+1=2になるのか?という意味を知らなければ1+1は2になるという答えを知っているだけで、1+2=3は解けません。
原因が分かっても、意味を理解してないまま、「二度と同じ事はしないから!!」と伝えたところで、聞いてる側は、また同じ事を繰り返すよね?となります。
把握し、理解する事が次の改善にも繋がります。
冷却期間を空ける理由や原因をしっかり改善する
冷却期間を空ける理由や原因を把握し、理解出来ると、どう改善するか?に繋がります。
把握、理解が出来ていなければ、どう改善するか?も出来ず、復縁相談を頂く方々の多くは、把握、理解が出来ていないので改善に繋がりません。
例えば、口煩いところが嫌だ!!という理由なら、口煩く言わないようになる!!口煩いと思われない言い方を身に付ける!!パートナーが口煩いと思わないタイミングを察する事が出来る様になる!!と、考える事が出来、その考えを実行に移せるから改善を感じさせる事が出来ます。
「直したから!!」と口で言うだけではなく、直した事を態度で示す事が出来て初めて「変わったね!!」となりますが、大抵の方々は、理解、把握、改善が出来ていないので、言葉で「直したから!!」と伝えるだけで、実際は変わっておらず、実際は変わってないので、冷却期間を空けた事で冷静になったパートナーの気持ちは冷めていきます。
約束の冷却期間が過ぎたけれどパートナーから連絡がなければ…
パートナーと冷却期間を空けて話し合いをする約束をしていても、連絡が来ず、いつまで冷却期間を空けていれば良いんだろう…となった時に、それがパートナーが出した答えである事も気付かなければなりません。
怒りの感情を沈める為の冷却期間ではなく、冷めた気持ちを考え直す為の冷却期間を空ける相談者様に多いのですが、冷却期間を空ける事にどこかで考え直してくれるのでは…と期待しがちですが、パートナーから連絡が来ない=気持ちを汲んで欲しい…と、パートナーは考えています。
冷却期間を空ける事で、冷静に考えた結果、交際を継続していたくない…という答えを出されてしまうケースは良くありますし、その場合、殆どのケースで冷却期間の使い方を間違えています。
交際について考えさせて欲しい…と距離を置かれた時は、答えは決まっているけれど考えた結果…という場面が欲しくて距離を置かれる事がよくあります。
別れを告げなければならない…と思っているけれど、別れを告げ辛いので期間を設けて答えを出す。という体で、実際は答えが出ているので、そのままフェードアウトして自然消滅を狙う事も勿論あります。
冷却期間を空けてもパートナーとの連絡が取れない時は、崖っぷち状態ではなく、崖に落ちかかっている状態である事も忘れてはいけません。
パートナーから「交際を考えたいから距離を置かせて(考える時間が)欲しい…」という言葉を聞かされた時は要注意です。
別れる!!という答えは決まっているけれど、別れ話をすると「別れたくない!!」と縋られる事が分かっているので、相談者様のパートナーへの想いを冷めさせようとする為の冷却期間を空けられている可能性があります。
会わなければ…連絡を取り合わなければ…といった想いから、期間を空ければ必要と感じないでくれないかな?という淡い期待をパートナーは持っているので、パートナーから冷却期間の提案をされた時は別れ話しになる可能性が高いのです。
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