復縁相談をくださった方の中に、お酒での失敗を繰り返して相手に愛想をつかされてしまったと仰る方がいらっしゃいました。
飲酒をしすぎて相手の前でみっともない態度をとってしまったり、お酒の勢いで余計なことを言ってしまったり・・・「深酒をしすぎて次の日のデートに遅刻をして愛想を尽かされてしまった」なんて復縁相談者様からの復縁相談いただくこともあります。
今回は、そのようなお酒にまつわる失敗を繰り返した結果フラれてしてしまった方への復縁アドバイス、復縁を成功させるための考え方について書きます。(※参考記事:復縁屋とは? )
【復縁の疑問】お酒の失敗で破局したとき、復縁のネックになるのはどんなこと?
お酒の失敗で破局したとき、復縁のネックになるのはどんなことがあるでしょうか?
飲酒が原因で破局をして復縁を申し込む・・・そういったとき、一番多い相手からのリアクションははどんなものがあると思いますか?
弊社にいただく復縁相談でよく聞くものが、「でもどうせ覚えてないんでしょ。覚えてないのに何を反省してるの?」です。
暴言を言ってしまった・・・らしいけれど、覚えていない。
乱暴な態度をとってしまった・・・らしいけれど、覚えていない。
中には、「酔ってるときに暴力を振るったらしく、確かに彼女の腕にアザが出来ていたんですけど・・・でも僕自身は覚えていなくて・・・」と仰る復縁相談もいただいたことがあります。
このような場合、相手に対していくら「反省した、もうしない」と伝えたところで、「覚えてもいないのに何を反省したの?」と言われることになり、相手の心の氷を溶かす効果はありません。
また、暴力(DV)以外の暴言や態度に関してはそういった問題行動を繰り返しているケースも多く、「前も「反省してる」とか「もうしない」って言っていたけど繰り返してるじゃん。もう信用できないから別れたい」と、暴力のケース以上に信頼を失っているケースもあります。
他にも仮に「もうお酒は絶対飲まない!」と宣言したところで、社会人であれば飲酒せざるをえない場面や飲酒への誘惑(同窓会など)も多くあることもあり、「本当に飲まないか信用できない」と言われてしまうこともあるでしょう。
謝罪をして反省を伝えて復縁したい気持ちを伝えても、覚えていなかったことが原因で「信用」してもらえない。
「もうお酒を飲まない」と宣言しても、現実問題お酒がある場に行くことをゼロにできない以上、「信用」できない。
このように、飲酒にまつわる問題行動からの復縁を目指すときにネックになるものが、「信用」です。
お酒が原因で破局・・・でも実は違います
こうやって書かれているものを読んでいると、何もかもお酒が悪いように見えませんか?
その時点で「復縁を成功させることが出来る人のマインド」ではないので、注意してください。
お酒での破局に限らず、不本意な形で恋愛の終焉を迎えた方の多くは自分以外の何かに破局の理由を求める傾向がありますが、「自分以外の何かをせいで別れた」との考え方は責任転嫁に繋がり、責任転嫁は相手の復縁への気持ちを半減どころかゼロにまで下げてしまいます。
以前、日本鉄道民営協会のポスターが大きな話題になりましたが、そのポスターにもこのように書かれています。
「お酒の失敗じゃない。あなたの失敗です。」
破局もそうですし、復縁が上手くいかないのもそうです。
その他の何かの失敗ではなく、自分自身の失敗です。
しかし、自分自身の失敗だからこそ、自分自身の行動で取り戻すことができるのです。
※参考記事:
復縁を迫り逮捕された男性の思考を例に、復縁できない思考と復縁できる思考を考える
復縁したいときは、自分自身に目を向けるようにしましょう
人間はどうしても自分の失敗を認めることが苦手であったり、失敗の原因が自分自身にあると認めることが苦手だったりします。
どうしてそうなるのかと言えば、実力が及ばない自分への羞恥の気持ちが根底にある場合が多いのですが、果たして自分以外の何かに理由を求めたところで、成長は出来るでしょうか?
出来ませんよね。
自分以外の何かはあくまで自分を補ってくれるものたちでしかなく、突き詰めれば「自分」の価値そのものを上げることでしか「自分」は成長しません。
ですが、逆に言えば、自分自身の価値そのものを高めることさえできれば、どんな自分にもなることが出来るし成長できると言えます。
これは飲酒にまつわる復縁もそう、というよりも、どんな破局の仕方にも言えることで、自分自身の価値を高めることが出来るから、相手にとっての自分の価値も高めることができるのです。
自分に目を向け、自分の失敗や過ちを受け入れ、自分自身を成長させましょう。
※参考記事:復縁って?復縁方法について解説!
【復縁の疑問】じゃあ、どうすれお酒の失敗から復縁が出来る?
では、じゃあどうすればお酒の失敗から復縁ができるでしょうか?
これについて考えるときに大切なことが、ネックであると挙げた「信用」についてですね。
信用について、お酒が原因の破局であるならばお酒について、つまり飲酒関連の信用だけを取り戻せば復縁できるのでは?と考えてしまうかもしれませんがこれが大きな間違いであり、ここをミスするから復縁できなくなってしまいます。
先に挙げた破局の言葉、「前も「反省してる」とか「もうしない」って言っていたけど繰り返してるじゃん。もう信用できないから別れたい」や「本当に飲まないか信用できない」を基に考えましょう。
これらの言葉の本質は、何でしょうか?
相手は、「お酒を飲むことが嫌いだから別れたい」と言っているのでしょうか?
・・・違います。
「約束をしたことを守ってくれないから、別れたい」と言っているのです。
つまり、お酒を飲む飲まないではなく、【約束を守ってくれず、これから先も約束したことを守ってくれそうにない】という意味で「信用できない」と言っているのです。
また、お酒を飲んで記憶を失うことについても、記憶を失うことがわかっているのにそれでも飲む、という行動、つまり「約束を守らない」に対して「信用できない」と言っているのです。
そういう相手に対して、「もうお酒は絶対に飲まない」「お酒の場に行かない」と宣言して復縁を申し出たところで、相手が何に問題を感じているか?を見誤っているために、復縁は出来ません。
相手が見ているものは飲酒することや飲酒にまつわる問題行動ではないんです。
もっと根本的な信用を失っていることに気が付かなくてはなりません。
※復縁を成功させるためには、表面的ではない「根本にある原因」と「その対処方法」を知らなければ、本当に相手が聞きたいと思っている謝罪を伝えることが出来ず、結果的に見当違いな謝罪をして尚更仲が険悪になったり、最悪完全なる関係の破綻を招きます。
そして、復縁するためには、もっと大きな「信用」をしてもらえる人になる、ということが重要になります。
勿論可能であるならば断酒をしたほうがいいですし、アルコール依存に関する医療機関を始めとした専門機関にかかり本当の意味でお酒と別れるための行動をする必要もあるかもしれません。
そして、復縁したいのであればこれらを基礎とし、あとは、「復縁したい相手「どうすれば信用をしてくれるのか?」の方向性を見極めて改善をするから信用してもらえる人になることが出来て、復縁出来るようになる可能性が生まれるのです。
お酒の問題から復縁したいとき、困ったら復縁屋ジースタイルへ
さて、これでどういう風に自己改善をすればいいかの基本的なことはお分かりになったと思います。
「根本的な信用をしてもらえる人になること」、それが、お酒の失敗から復縁する方法です。
もし今でも相手と交流があるのであれば、交流を持つ中で信用してもらえるに値する姿を見せることが出来れば復縁は成功できるでしょう。
でも、もう交流が無いときは?
共通の友達が復縁に反対していて仲介を頼めそうになかったり、そもそも共通の友達がいなくて完全に縁が切れてしまっているときは?
そういうときには復縁工作や再会工作という方法があり、そういう中で交流を復活させ、復縁するに値する「信用することが出来る人」になった姿を見せる、との手段もあります。
コメント