依頼者の名前、職業、年齢、住まいの地域 | N様 愛知 |
契約期間と料金 | 6ヶ月の契約 240万円 成功報酬30% |
復縁したい状況 | 別れた原因の分からない状態から復縁 |
N様の相談内容
男性N様とターゲットの交際の始まりは婚活パーティーでの出会いがキッカケでした。
結婚願望が強かったN様は様々な婚活パーティーに足を運んでおり、その中で一目惚れをしターゲットにもうアプローチをかけ見事交際をスタート。しかしわずか4か月程度でターゲットから突然の別れを切り出されてしまいました。
納得がいかなかったN様はターゲットに怒りをぶつけてしまい、結果連絡先を全てブロックされてしまったとの事でした。
もちろん弊社にご相談いただいた時にはN様も落ち着いており、なぜ怒りをぶつける様な事をしてしまったのかと後悔している様子でした。最後のご自身の対応がいかに取り返しのつかない事であったのかを客観的に自覚されているようで、なんとか復縁をしたいとのご希望でした。
復縁工作成功の見込みは?
しかし、話を聞けば聞くほど復縁工作が成功するか分からないというのが正直なところでした。
その1番の理由が『突然の別れを切り出された理由が全く分からない』という点でした。N様から話しをお伺いしても『なぜ別れを告げられたのか』という点の見当がつきません。ターゲットへ束縛するでもなく、デート中はとても和やかにターゲットとお互いに楽しめていたとの事。またご相談をいただいている様子や、原因究明のために見せていただいたLINEからもN様が別れを告げられた理由の予測が出来ず、成功するのか失敗するのかの見込みが立てられませんでした。
今回のケースでは何もしなければ復縁の手立てがなく、現状連絡手段が全て閉ざされた状態の為、藁にも縋る気持ちで復縁屋に依頼をするしかないという状態でした。
ターゲットとの関係等、交際期間にあった出来事も細かくお伺いさせていただき、復縁工作の方法は状況に合せてその都度打ち合わせしていく事で合意し、復縁工作の契約書を交わす事となりました。
ターゲットの調査
情報を元にターゲットを調査員が調査し、まず考えられる原因の一つである『他に気になる男性が出来た可能性』を調べる形を取りました。
しばらく調べるもターゲットは平日は職場と会社の往復のみで、別れてからは実家住まいのためか異性交遊をする事もなくどこにも寄らずに定時で帰る生活を送っていました。
実家暮らしのターゲットに通勤、退勤の際に接触するのは難しく、休日を利用して外出する際に接触する以外に方法はありません。
休日を待ってターゲットの行動を調べると一週目はターゲットは外出せず、二週目もコンビニに行く程度で部屋着の様な格好で外出する姿を見ただけになりました。
成果の上がらない張り込みが続きましたが、調査員が不自然なことに気が付きました。
実家住まいのはずのターゲットですが、ターゲット以外自宅からほとんど出て来ないということです。
平日の実家の様子を伺ってみると、足腰を悪くしているであろう高齢の女性が出入りしている姿は見えましたが、それ以外の人物が家から出入りしている姿は確認出来ず、N様から伺っていた健在のはずが両親らしき人物の姿は確認出来ませんでした。
事態の真相
自宅内の状況が分からない為、工作員にセールスマンのフリをさせて自宅の情報を聞き出す方法を取りました。
上手くいけば話しを聞き出せるかもと程度で行ったセールスマンの作戦が見事功を奏し、詳しく状況確認をする事ができました。
ターゲットの家庭は数か月で激変していました。
事の発端は父親が不倫相手と一緒になると言って出て行ってしまった事。
『そのショックで母親の気がおかしくなり仕事も行えなくなり、私(ターゲット)も精神的疲れ果て、今では少し落ち着いて来たものの余裕がなくなって彼氏(N様)とも別れた。だから今は買う余裕がない』という話まで聞き出す事に成功しました。
そこまでの情報を聞き出す事が出来るとは思っていなかったため、ビックリしたと同時にターゲットが1人で寂しい時間を過ごしているであろう可能性も大いにあり、そのことをN様に報告させていただきました。
知らなかったとはいえターゲットが辛かった状況にも関わらず、別れ話の時深く理由も聞かず、一方的に追い詰めるような形となってしまったことが一番の原因だったことが判明しました。また、それと同時に復縁を成功させる方法も提案する事が出来ました。
復縁に向けての接触
依頼を請けて初めて復縁の可能性が見え、またほとんどが外部要因での別れということが判明し、復縁の芽が見えてきた事で工作員も俄然やる気が変わって来ました。
対象者の状況を知ったN様のやる気もみなぎり、協力して復縁を目指す姿勢が整います。
あとは工作員の接触ポイントを探すのみで、接触さえすれば心理誘導を行う準備ができたため、接触に備えて調査員が奮闘します。
再度ターゲットの行動を洗い直し、どうにか接触出来る場所と方法を見つける事に奮闘しました。一度は別の工作員を休日に接触させる方法を用い機会をうかがいましたが中々その機会は訪れませんでした。そこであえてセールスで使った工作員を退勤時に接触させました。すると見事にターゲットと再度関係を構築することに成功しました。
また、この結果『何故セールスで使った工作員に色々な状況を話してくれたのか』も判明しました。
復縁工作の開始
単純な話ですがセールスで使った工作員(女性)はターゲットの学生時代の親友に顔が似ていたとの事でした。辛い環境の中、ふと懐かしさを覚える親友と似た顔に、感情が溢れて来て様々な話しをしてくれた事が分かりました。
ターゲットとの連絡先の交換も無事に出来き、N様の依頼は運の要素がとても強かったのですがN様との復縁に向けた心理誘導を進めていき、人間関係を濃いモノにしていきました。
N様との別れについても聞きだしていくと、『彼(N様)との将来を真剣に考えたときに彼(N様)の優しさに甘えると私(ターゲット)の家庭環境が結果的に彼(N様)を苦しめるかもと思た。そうなってから別れて、彼(N様)の時間を奪うよりはと考え、別れをつげた時ら彼(N様)の怒りを買ってしまった。だからどうせなら嫌われて別れようと決断して、連絡も全て途絶える形を取った。』とN様を思っての決断だったことが伺えました。
また、N様との復縁を考えてしまわないように自分に制限を掛けていたとターゲットは口にしました。
復縁工作の仕上げ
第三者目線で聞いているとお互い思い合っているのに、家庭の事情によって縁が切れたことがよくわかり、工作員も担当者もなるべく早い段階で復縁させてあげたいという気持ちで復縁工作を進めていきました。
しかしターゲットの心の傷は深く、スグに復縁を考えるほどの気持ちの余裕もない事が分かり、N様もターゲットが落ち着くまで我儘を言うつもりはないとのお返事があったので着実に工作を進めていく形となりました。
接触工作を続け工作員による愚痴の言い合いなどのガス抜き工作などを進める内に、少しづつターゲットの心が癒えてきた状態を実感してきました。そして未だにN様との別れが喧嘩別れのような最後であったことを気にしている様子のターゲットに工作員から『頃合いを見てのLineのブロックを解除して、一言謝ろう』と提案させました。
しかし、なかなか踏ん切りがつかないターゲットでしたが、復縁したいという気持ちを思い出させるよう心理誘導を行いなんとかLineのブロックを解除させる事に成功させました。N様へ連絡すると、ターゲットの連絡にN様から『おかえり』というメッセージを送らせ、ターゲットからはN様に『ただいま』というメッセージが送られ、直後にターゲットからN様に電話をさせる形が取れて無事復縁に繋がりました。
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