交際してる相手とのコミュニケーションが上手に出来なくてコミュニケーション不全が原因で別れるカップルはとても多く存在し、復縁屋にはコミュニケーション不全が原因で別れに至った相談者様からのご相談が後を絶ちません。
もちろん、相談者様の多くがコミュニケーション能力が低い!!という訳ではなく、日常生活を送る上で支障のないコミュニケーション能力はお持ちですが、こと恋愛となると、上手にパートナーとコミュニケーションが取れなくなる。といった相談者様は少なくありません。
相談者様の中にはコミュニケーション不全が原因で別れに至ったけれど、自分のコミュニケーション能力が低い!!という事に気付いてない相談者様はとても多いのです。
恋愛のコミュニケーション能力と、会社や友人とのコミュニケーション能力は違うので、恋愛のコミュニケーション能力について自分自身を見つめ直してみると分かる事も沢山あります。
交際当初は気付かれなかったり、交際する前は気付かれなかった事が、交際して月日が経つにつれて、恋人との関係がギクシャクしていき、パートナーに対して、自分の要求ばかりを押し付けてしまい、パートナーの要求も聞いている!!と主張されるのですが、実際にパートナーから話しを聞き出してみると、パートナーの意見は全く聞いてもらってなかった…という言葉を聞き出す機会は少なくありません。
仕事の関係や友人関係だと、コミュニケーションが取れているのに、恋人の様に男女関係になるとコミュニケーションが取れなくなる相談者様が多い理由の一つとして、会社ではコミュニケーションを取る会話の内容に目的があり、友人との関係も、遊ぶ話しなどの会話ですが、恋人や夫婦となると、お互いのプライベートに踏み込んだ話しをしなければならず、お互いの成長過程は異なるけれど、お互いの意見を擦り合わせて行かなければならないので、職場でのコミュニケーションとも、友人とのコミュニケーションとも、家族とのコミュニケーションとも、異なるコミュニケーションの取り方が求められ、異なるコミュニケーションを取る際に、交際当初はパートナーに合わせていたものが、交際期間が長くなり、自分の主張を強くするコミュニケーションの取り方なので、コミュニケーション不全が原因で別れる原因となるカップルは少なくありません。
コミュニケーションが取れる相手でなければ、交際を継続していくのは難しいのはご理解頂けるかと思いますが、相談者様の多くは、コミュニケーションは取れていた!!と思い込み、実際にはコミュニケーションが上手に取れていなかった事で別れを告げられた方はとても多いのです。
仕事に忙殺されて、パートナーと話す時間が出来なかった方も含めて、パートナーとの関係性をシッカリと作る為のコミュニケーションが取れていれば破局に向かわなかったものが、パートナーと話す機会が少なかった、パートナーの話しにちゃんと耳を傾けていなかった…など、別れてから振り返ってみると、コミュニケーションを上手に取れていなかった事が分かる方々も少なくありません。
しかし、問題は、別れた後にコミュニケーションがシッカリと取れていなかったのは、仕事に忙殺されて連絡頻度やコミュニケーションを取る機会が少なかったからではなく、実は、相談者様の恋愛におけるコミュニケーション能力の低さが問題である事が多いのです。
コミュニケーション不全が別れを招くケースは多々ありますが、コミュニケーション不全が原因で別れた部分を改善出来ている人は少なく、その結果、同じような恋愛の失敗を繰り返してしまい、何度も同じ事を繰り返して失敗するのです。
そして、別れを告げられた後に、反省するのですが、反省しても改善されないので、結果的にそれが復縁出来ない理由にも繋がりますが、恋愛におけるコミュニケーション能力の低さは改善出来るものであり、改善されるから復縁に向けて進められますが、コミュニケーション能力の低さを改善せずに『復縁したい…』と口にする相談者様は少なくありません。
例えば、仕事や育児、家事に追われて時間が取れず、パートナーとコミュニケーションが取れないと言い訳をする方もいますが、コミュニケーションを取る時間がなかったからコミュニケーションを取れず、別れに至った方々は復縁する為に時間を取れるようにする!という方向に努力しようとするのですが、時間が足りないからコミュニケーションを取れなかった!!ではなく、コミュニケーションが不足している意識が薄かったので、時間という部分に意識がいってしまいます。
沢山話しが出来なかったからコミュニケーションが取れないではなく、大切な事を話さずにパートナーに甘えていたから別れに至ったと考えなければならないのですが、コミュニケーション能力の低さに気付かない相談者様は、気にしなければならない部分を気にせずに、気にする必要のない部分を気にします。
時間が取れないではなく、話を聞けない事や、短時間の会話でパートナーの気持ちが理解出来なかった点を改善しなければならないのに、時間を作る努力をしていなかった事を悔やむのですが、時間があってパートナーとコミュニケーションを取る時間が増えたところで、コミュニケーションを取れないのですから、別れを告げられても時間を気にしている時点で別れる事は既定路線だったのです。
別れた後に時間を作る努力をしても、パートナーは相談者様との時間を沢山共有したいとは思っていないでしょうし、少ない時間の共有で、パートナーの気持ちを再度振り向かせたいなら、コミュニケーション能力を向上させるしか方法はないのです。
この思考に辿り着かないので、コミュニケーション不全が原因で別れる事にもなり、コミュニケーション不全が原因で別れを告げられる方々の中には、そもそもパートナーとコミュニケーションを取る気がなかったかのように振る舞う相談者様もおり、相談者様はパートナーの話しを聞いていたと仰いますが、パートナーの意見とは正反対の考え方を持っている相談者様である事が分かるケースもあります。
例えば、パートナーが相談者様に何かを伝えても、論点をすり替えられて、伝えたい事を聞こうとする姿勢がない…と感じさせてしまい、大切な事を話しても上の空で、パートナーの話しは聞いてくれないけれど、相談者様の話しだけは聞かなければならない。という状況を作っていた事に気付かない相談者様もいらっしゃいます。
そして、このケースでは、相談者様には話しをすり替えている自覚や、話しを聞いてない自覚がなく、コミュニケーションは取れていた!!となっているのですが、パートナーにしてみれば、どこが?といった具合になっており、コミュニケーション不全が原因で別れた理由についても思い当たる節がありません。
パートナーが伝えたい事を理解し、理解した上での行動が出来ていたのか?まで含めてコミュニケーションになるのですが、コミュニケーション不全が原因で別れに至った相談者様の多くは、パートナーの言葉は聞いても、伝えたい事は伝わっておらず、伝わっていないので行動に移さない。という事を繰り返していたので別れを決断されるのです。
コミュニケーション不全が原因で別れを告げられた相談者様から復縁相談を頂くと、何が原因なのか?について理解していない事が多いので、自分で自分の抱えているコミュニケーション能力の低さの様な問題に気付く事は出来ませんし、自分で抱えている問題に気付けないので、自分の力でどうにか復縁しよう!!と思っても難しいのです。
コミュニケーション不全が原因で別れた相談者様が、一人で復縁活動をしたところで、自分の抱えている問題に気付かないのですから、改善しようがなく、改善出来ないのですから自分では頑張っている!!と思い込むだけの復縁活動になり、それはつまり、コミュニケーションを取れていた!!と思い込んで、コミュニケーション能力の低さを改善しようとする復縁活動ではなく、時間を作ろうとする復縁活動になるので、相談者様と長く時間を共有したい!!と思わなくなったパートナーからすれば、ズレた復縁活動をしている様に映るので、復縁出来ないのです。
復縁活動をしているつもりで、正しい復縁活動に繋がらないのは、復縁する為に大切な自分の問題について気付かないからになります。
自分の抱えている問題には中々気付きづらいですし、中々気付きづらい事にも気付けないのですから、コミュニケーション不全が原因で別れた方は見当はずれの復縁活動をしてしまいます。
見当はずれの復縁活動をする相談者様は、頑張ったところで、頑張り方を間違えているのですから、復縁に辿り着く事は出来ませんし、本当に復縁したいなら別れの原因がコミュニケーション不全が原因だという事に少しでも早い段階で気付かなければなりません。(※参考記事:本当に復縁したいから復縁屋に頼る選択が出来る相談者様だから復縁の可能性も上がります。 )
会話の仕方を改善する事でコミュニケーションの取り方も変わります
コミュニケーション能力の低さを改善しなければ復縁出来ない事が分かったら、どう改善すれば良いのか?についても考えなければなりません。
会話は伝えたい事を伝える事が出来るものですが、言葉を伝える時に、言葉だけ伝わるものと、言葉と気持ちを伝えるものがあります。
単純に言葉を伝えれば、その言葉を相手が文字通りに汲み取ってくれるか?と言えば、そうではなく、伝えたい言葉に気持ちを含めて伝えるから、伝えたい事が相手にシッカリと伝わりますが、言葉に含まれる気持ちの部分も伝わるので、コミュニケーション能力が低い方々は、言葉は伝えられても、気持ちを伝える事が上手ではありません。
伝えたい言葉と伝えたい気持ちが同じ方向に向かっている状態を作れるから、相手とのコミュニケーションが取れますが、コミュニケーション能力が低い方々は、言葉と気持ちが同じ方向に向かっていないので、相手に伝えたい事が伝わらず、伝えたい事を言葉だけで伝えようとします。
その為、好きだから…愛してるから…という分かり易い単語に頼り、その言葉の意味を相手に汲み取ってもらおうとする会話だけになるので、コミュニケーション能力が低いままで向上しません。
相手に言葉の意味を汲み取ってもらおうとするコミュニケーションの取り方ではなく、相手に言葉と気持ちを伝えるコミュニケーションの取り方に変わると、本当に伝えたい事を伝える事が出来る様になります。
参考にして頂く問題のある会話の例
例1:
Aさん「最近流行の、原宿の○○ってお店のパンケーキ、食べた事ある?」
Bさん「食べた事あるよー」
Aさん「僕は食べていない」
Bさん「・・・」
例2:
Aさん「ドラマの話とかしようよ!」
Bさん「最近は○○ってドラマを見てるよ」
Aさん「僕は見ていない」
Bさん「・・・」
さすがにここまで酷い会話をする方はいないと思いますが、例1、例2のどちらのAさんも、なんで聞いて来た?という質問をしている事が分かると思います。
少なくともBさんは、Aさんとパンケーキやドラマの話しをしたいという気持ちが伝わりますが、AさんからはBさんと会話をしたいという気持ちが伝わりません。
コミュニケーション能力が低い相談者様たちは、Aさんの様に文字だけ見れば、パンケーキの話しやドラマの話しをしたい人ですが、パンケーキやドラマの話しをしたい気持ちが伝わらない会話をしているのです。
問題のある会話のやり取りを見てどう思いますか?
上記の問題のある会話のやり取りを見て頂いても分かる通り、言葉では会話は出来ているので、コミュニケーションは取れています。
しかし、本当にコミュニケーションが取れているか?と言われれば、コミュニケーションが取れている人には見えませんよね?
自分で会話を振っておきながら、「僕は食べていない。僕は見ていない」と会話を自分で終わらせてしまいます。
AさんとBさんの会話が広がらない理由はお分かり頂けるかと思いますが、会話が広がらない以上にAさんとBさんが仲良くなる事はあると思いますか?
コミュニケーション能力が低い相談者様が、「時間を作れるようにしたから!!」と言ったところで復縁出来ないのは、上記のAさんが、「もっとBさんと会話したいです!!」と言うのと同じ位に、パートナーからすれば、何を言ってるんだろう?と思わせてしまう事と同じなのです。
返事をもらい易い会話を例題を参考に考えてみよう
返事をもらいやすいコミュニケーションの例を考えてみましょう。
上述した例1の場合なら、Bさんは「食べたことがあるよー」と返してくれています。
Aさんが食べた事がなければ、「いいなー。話題になってるけど、美味しかった?待ち時間とかあるのかなぁ?」等の返事をすれば、Bさんは「美味しかったよ」や「話題になってる割にそうでもなかったよ」の返事がし易くなります。
【?】が付いてるから返事をし易い訳ではないのはご理解頂けますか?
例2の場合も、「僕は見ていない」ではなく、「どんなドラマなの?主演って誰だっけ?」等ど返せば、「○○なドラマでね」とドラマに関する話題が続きます。
主演の役者の事から「主演の役者の○○ってドラマなら見たことある!」の様に会話を続ける事も可能です。
大切なのは、会話の広げ方です。
返事がYesやNoにしかならない質問はできる限りしないというのも話題を広げ易くなります。
コミュニケーションの基本はキャッチボールと同じ
コミュニケーションの基本はキャッチボールと同じです。
キャッチボールは、相手がキャッチ出来る、出来ない、を考えずに思いきり投げれば良いものではありません。
キャッチボールの経験がある方はお分かりだと思いますが、キャッチボールは、相手の胸に向かって取り易い所に投げるのが基本です。
相手が構えている所にボールを投げ、ボールを返し易くしてラリーを続けますが、相手がどこにミットを構えて、どこに投げれば返し易くなるか?を考えてボールを投げるから、相手もボールをキャッチし易く、キャッチし易い球を投げ易くなります。
キャッチボールをコミュニケーションに置き換えれば、返事が欲しければ、返事をし易い言葉を投げなければなりませんし、返事をし易いボールを投げられるか?は、相手の事を考えて言葉を出さなければなりません。
会話を広げる為の参考に
例えば「○○に行ったことあったよね?」と聞いてしまえばYESかNOという返事になりますが、「○○に行ったことあったよね?どうだった?」と一言付けるだけで感想を聞く形になり、「~だったよ」と感想を聞けて会話が広がります。
また、YES、NOの返答になる質問は、送られた側は非常に面倒なものにもなります。
感想を送る方が文字量が増えるし面倒だと思うかもしれませんが、短文の返事は後でいいやと後回しにされる事や今聞く必要があるのか?と思われてしまいます。
子供から「なんで?どうして?」とシツコク聞かれると、返事をするのが面倒になりますよね?
何事も加減が大切ということです。
問題のある会話を例にした理由
弊社に復縁相談を頂く際にコミュニケーション能力が低いな…と感じる相談者様は少なくありません。
パートナーが会話を広げてくれない…コミュニケーションが取れない…lineの返事をくれない…といったご相談を頂きますが、総じて相談者様とのやり取りを拝見させて頂くと、自分本位な投げかけに終始し、言いたい事を言うだけで、パートナーのリアクションを考慮しない、我儘な会話をしている相談者様が少なくありません。
上述した様に、コミュニケーションはキャッチボールですが、キャッチボールで相手の胸元に向けて適度な力加減で投げるのではなく、全力で全く構えていない場所に向けて投げていれば、ボールが戻って来ない理由が分かります。
復縁相談を頂く際の相談の仕方一つにしても、復縁したい、悩んでます。といった一言で相手が返してくれるだろうというline相談やメール相談を頂くケースが非常に多く、相手が汲み取ってくれる事が当たり前。という認識で普段からやり取りしている事が伺えます。
言いたい事だけ伝えても、コミュニケーションは成立しません。
伝えたい事をシッカリと伝える事が大切で、そこに気持ちを乗せて伝えるから、相手も気持ちで応えてくれるのです。
何故会話を楽しんでもらえないのか?
何故コミュニケーションが取れないのか?
何故メールやlineの返事をくれないのか?
line相談や電話相談を頂いていると、別れの原因がコミュニケーション能力が低い事が想像出来る方も少なくないので、コミュニケーション不全が招いて別れを告げられた方々には参考にして頂ければ幸いです。(※参考記事:メールやlineのテクニックにこだわる方は言葉に込められる想いについて考えて下さい。 )
会話が拡がらないアプローチほど、コミュニケーションにおいて嫌がられるものはありません。
もしも、パートナーとコミュニケーションを取ろうとしてもリアクションが悪い場合は、あなたのコミュニケーション能力について疑ってみて下さい。
パートナーが応じてくれないから…ではなく、自分のコミュニケーション能力を疑う事が復縁に進む一歩目かもしれません。
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