元彼(元彼女)との復縁を考える方は元彼(元彼女)の事を許さない!と考え、自分を許さない!と考える方はあまりいらっしゃいません。
弊社には日々復縁相談を頂きますがご相談頂く方々は『会いたいんです。声が聞きたいんです。』と元彼(元彼女)への願望を口にしますが、自分を許せない!という方はいません。
元彼(元彼女)への想いや元彼(元彼女)の問題点を口にする復縁相談者は多数いらっしゃいますが、自分の問題点を口にする人はなかなかいません。
自分の問題点を口にしても、復縁とは関係ない部分を口にする方も多く、『髪型を変えて可愛いタイプになろうと思っています!』といった、なりたい自分になる為の願望を自分の許せない事と考える相談者はとても多いのです。
少なくとも別れを決意されたという事は自分に問題がある事に気付かなければ復縁できないのですが、自分に問題がある部分を容姿や収入などに考える方も少なくない為、見当違いの問題解決策をとる方は非常に多いのです。
自分を許せない!と思うから復縁に繋がる理由も含めて復縁活動の参考にして頂ければと思います。
元彼(元彼女)が被害者であり、あなたは加害者である
元彼(元彼女)が別れを告げた理由は、あなたとの交際をしたくない!と考えたからであり、あなたとの交際をしたくない!と考えたのは元彼(元彼女)の心の変化が原因ではありません。
元彼(元彼女)の心の変化は、あなたとの交際を続けていく上で変化していったのですが、元彼(元彼女)の心の変化を与えてしまったのは、あなた自身なのです。
元彼(元彼女)の心の変化は様々な要因が考えられ、別れを決断しなければならない程の心の変化をさせてしまったあなたは元彼(元彼女)の心を変化させてしまった加害者になります。
本来好き同士で付き合っていたものを好きではない関係にしたのは、元彼(元彼女)ではなく、あなたです。
あなたが加害者となって元彼(元彼女)の気持ちを変えたので元彼(元彼女)は被害者となり、別れを告げたのです。
例えば浮気が原因で元彼(元彼女)から別れを告げられた。
暴言や暴力が原因で元彼(元彼女)から別れを告げられた。
分かり易い形の加害者ではありますが、浮気やDVだけが加害者になる理由ではありません。
心に大きな傷を与えてしまった事全般を指して加害者になりますが、元彼(元彼女)は被害を受けて心に傷を負っていると考えて下さい。
自分が加害者の認識があれば、会いたいや声を聞きたいとは言えません。
会う事を拒否されて、声を聞けなくした原因を作ったのはあなたです。
あなたが原因を作ったのですから、会いたい、声を聞きたいという願望を持つのは構いませんが元彼(元彼女)にそれを伝える事は出来ません。
自分が加害者という認識なら会えない事をした事に対して後悔し、反省すべき事が多々ある事に気付くのです。
後悔し、反省すべき事がある人は誰かに対して何かをした認識を持っている為、加害者意識があり、加害者意識があるからこそ反省や後悔を考えます。
被害者である元彼(元彼女)は会いたいとも思わず、声を聞きたいとも思わず、被害者の事を考えれば加害者が『会いたい。声が聞きたい』と口にする事は出来ないのです。
立場を弁えずに我儘を訴えても振り向いてくれる事はありません。
加害者であるあなたが我儘を訴えても元彼(元彼女)を振り向かせる事は出来ません。
尚更嫌われるだけになります。
復縁屋の立場で相談者にはお伝えさせて頂きますが、復縁したいと仰るのに、更に嫌われる主張をする相談者の話しを聞くと復縁したいのか?嫌われたいのか?が分からなくなります。
加害者という立場で被害者に加害者の我儘を訴えて要望を聞いてくれる被害者はいると思いますか?
大袈裟に言えば殺人事件の加害者が遺族に『謝らせて下さい!』と言って二次被害者の遺族は謝罪を受け入れてくれるでしょうか?
二次被害の被害者が感じる事は『謝罪なんていらないから関わらないで欲しい』になります。
自分の立場を本当に理解しているなら被害者の立場に立って物事を考えなければならず、贖罪の謝罪は伝わらず、我儘を訴えても許しを得る事は出来ない事に気付かなければなりません。
罪を許して欲しい姿勢が見えれば反省には繋がりません
加害者であるあなたが被害者に「許すよ」という言葉を求めれば反省には繋がりません。
許してもらう為に謝罪する姿勢は下心が透けて見え、悪いと思って反省して謝罪する謝罪とは異なります。
あなたが自分の事を許さないから謝罪の言葉は伝わり、反省の意志を伝える事が出来ますが、復縁したい方々は自分で自分を許した状態で元彼(元彼女)に謝罪を伝えて復縁を求めるのです。
元彼(元彼女)が受けた心の傷を考えず、自分で自分を許す様な態度を示すから、元彼(元彼女)は『また同じ事を繰り返す…』と考えます。
同じ事を繰り返す事が予想出来るから『復縁しても良いかな…』と思わせる事が出来ず、復縁希望者は自分で自分のした事を軽くみているので元彼(元彼女)への想いも軽くみられてしまいます。
自分で自分を許せば反省には繋がらず復縁にも繋がらない事を忘れないで下さい。
復縁したいなら自分を許さない事が鉄則です。
過去には被害者が加害者を許した事件もあり、被害者が加害者を許す時は本当の意味で反省し、後悔を繰り返し、「自分は許してもらえない事をした」と許してもらう前提ではなく許してもらえない事を前提とした謝罪の気持ちが伝わったからになります。
許して欲しいと望むのではなく、許されない事を前提に元彼(元彼女)に対する謝罪をするから元彼(元彼女)も『気にしないで良いよ』という言葉を掛けてくれます。
あなたが許してもらう前提の謝罪をすれば元彼(元彼女)が許してくれる事はありません。
謝罪して復縁したい!と考える人が復縁できないのは自分で自分を許して元彼(元彼女)の許す気持ちをもらえないから出て来る言葉になります。
自分で自分を許してしまえば謝罪の言葉を幾ら並べても謝罪の気持ちが伝わらないのは当然になります。
あなたは本当に反省していますか?自分で許してませんか?
あなたは元彼(元彼女)との復縁を熱望していながら自分で自分を許していませんか?
自分が許されない事をした自覚を持って、自分で自分が許せない程、別れの言葉を告げさせてしまった元彼(元彼女)の心に傷を負わせてしまった事を後悔していますか?
あなたが本当に反省し、後悔していなければ元彼(元彼女)は『復縁しても…』という気持ちを持つ事すらありません。
あなたとの復縁を考えてくれる事すらないのは、あなたの言葉に重みがないからになります。
言葉に想いを乗せるには想いがなければ乗せられません。
あなたの想いが反省したし自分を許して復縁したい!という想いなので反省の気持ちが伝わる事はないのです。
会いたい、声を聞きたい、と想うのは自由ですが、元彼(元彼女)はあなたの想いに気付き、あなたとの距離を置く方法を模索してしまうので自分を許さず本当の意味で反省する気持ちが無ければ『復縁したい!!』と幾ら口に出しても伝わりません。
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