消耗しない恋愛をする為にはお互いの気持ちを自発的に高める事が大切です。
恋愛はとても消耗するものであり、他人との関係を築いていく事でストレスを感じない人はいません。
例えどんなに好きな相手との交際であっても気を遣い、細かなところまで目を配らせるので気付かぬ内に消耗していくのです。
交際も友人関係であっても良い関係を築こうとすればお互いに気を遣いますし大切な人だからこそ嫌われたくない…という気持ちがあれば心の消耗は果てしなくなります。
そして消耗しない関係はお互いに気を遣わないので気を遣わない関係の為、破局を迎えます。
友達と会っている時に気楽でいられる友達だから長続きしていると考える人もいますが気楽でいられる友達でも全く気を遣わない関係になれば友人関係は解消されてしまいます。
消耗しない恋愛を求める人は自分の消耗と相手の消耗具合が平等ではないと考えます。
数値化できるものではありませんが消耗度合いを比べてしまうので不公平感を感じてしまい、自分ばかりが損をしていると考えます。
本来、恋愛は得をする、損をするという関係ではありません。
損得勘定で恋愛をするのではなく一緒にいる事で幸せを感じたり自発的に何かをしてあげたいと思えるものが恋愛です。
しかし、損得勘定ではなくても、交際している間に人間の気持ちは時間と共に変化します。
何かをしてあげたい!と思える気持ちがなくなってくれば何かをしてあげたい!とはなりません。
何かをしてあげたい!と思う気持ちが無くなってくれば気持ちが盛り上がっていないのですから恋愛をしていても消耗してしまいます。
お互いに高め合える関係であれば気持ちの消耗を防いでくれますが、高め合えない関係は気持ちが盛り上がらず交際している事が苦痛になり、消耗は激しくなります。
消耗しない恋愛をする為には気持ちをお互いに盛り上げる必要があり、お互いの気持ちを盛り上げるには日常的なコミュニケーションが必要不可欠になります。
例えば、お互いに連絡を一か月取らなければ気持ちは消耗しませんがお互いの気持ちは冷めていく一方です。
お互いの気持ちが冷めた状態で一か月後に連絡を取り合っても気持ちが盛り上がっていないから消耗は激しくなります。
しかし、一か月間、お互いに話したいと思う気持ちがあって毎日連絡を取り合っていればどうでしょう?
交際当初は毎日のように連絡を取り合っていたけれど気持ちは消耗されていませんでしたよね?
もちろん連絡を取り合えば消耗しないのではなく、連絡を取り合う必要があるから交際当初は連絡を取り合っていたのです。
交際当初にとっていた連絡はお互いにお互いの事を知りたいから取り合っていた連絡であり、お互いにお互いの事を知りたいから取り合っていた連絡はどちらかから強制されたものではなくお互いに連絡したいから連絡していたので消耗しない恋愛とも言えるのです。
この事からも消耗しない恋愛をする為にはお互いの気持ちを自発的に高める事が大切です。