別れた相手と復縁したいと思っている人で、
「冷却期間を置かないといけない」
と思っている方は、とても多いです。
そうですね。
恋愛テクニック等で知れ渡っていますし、実際にそうした方がいいパターンもあります。
「そうした方がいいパターンがある」と申し上げた通り、「冷却期間を設けない方がいいパターンもある」という事なのですが。
冷却期間をどうするか?についてのお話は、また別の機会にでも。
では、冷却期間を置くと決めたとして、その間何をしているのでしょうか?
大体の方が「自分磨き」と言います。
それはそうですね。
嫌で別れた相手が、時を経て目の前に何も変わらず現れたとしても、うんざりするだけです。
時が経ち、嫌な思い出がいい風に薄まっていればいいのですが、嫌だった頃の記憶が走馬灯のように蘇り、更に嫌いになることすらあります。
そして「自分磨き」の意味をはき違えている人も多いです。
間違った方向に、自分がやりたい自分磨きを一生懸命努力している。
だいたい「ダイエット、筋トレ」とか「ファッション、メイク、ヘアスタイル」とか、なんなら「美容整形」とか「お金を稼ぐ」とか。
はい、もちろん報われません。
ごめんなさい。
努力を認めてもらえるのは義務教育までですし、たった一人の恋人という大事な枠を、努力したからという理由のみで渡してくれる人も少ないでしょう。
「いい方向に変わる」「別れに至った問題点が改善されている」
復縁においては、必ずと言っていいほど、上記2点は重要事項です。
最低必要事項とも言えます。
付き合えた時点で見た目の問題はクリアされていると考えますので。
別れた理由は見た目ではなく、内面の問題です。
自分を変えようと、一生懸命頑張っている方は応援したくなります。
ご依頼者には、どのように改善していけばいいかのサポートもさせて頂いておりますし、改善されていく様子はとても喜ばしいです。
もがけばもがくほど、傷つけば傷つくほど、変わるのが人というものです。
変わるとは、苦しい事です。
相談者の中には「冷却期間は~」みたいな方がいらっしゃるのも事実です。
冷却期間に拘り過ぎているんですよね。
厳しい事を言いますが、正しい方向に向かっていない自分磨きをしているなら、冷却期間は一生です。
なんならあわよくば「冷却期間という名のもとの連絡を取っていない期間に、相手から連絡が来たらいいなぁ」「思い出してよりを戻したいとおもってくれないかなぁ」などと、思ってはいないですか?
冷却期間をおいて、自分に都合のいい自分磨きだけをして、自己満足をしたいのならそれでいいと思いますが、復縁という観点から見ると意味がないですし、ほとほと呆れます。
ずっと待っていたいなら待っていればいいですし、ずっと待ってたらもしかしたらどこかの忠犬みたいに銅像にしてもらって、待ち合わせに使ってもらえるかもしれませんし、人生何があるかわかりませんし。
現実的に復縁を望むのでしたら、方向性は間違えないようにしてくださいね。
コメント