大切な娘をDV・ストーカー被害から守る手段
ニュースでもよく取り上げられるDV・ストーカーの被害
昨今、SNSの普及によって、ストーカー被害はより深刻になってきています。
電話だけをブロックすれば終わりでは無く、LINE・Facebook・Twitter・Instagram・TikTokなど、電話以外の連絡手段はいくらでもありますよね。
あなたが今居る場所を写真付きでSNSに投稿すれば、速やかに位置を特定し、その場に現れる事だって出来てしまうんです。
ましてや・・・
相手が直接的な接触を図ってきたら?
ご自身の娘さんが、DV・ストーカーの被害に合われている、もしくはお付き合いしている彼氏がDV・ストーカー傾向であるにも関わらず、別れようとしていない状態だとしたら?
親としては、いつ何時何が起こるか、毎日気が気でない思いを抱えながら生活をするしかありません。
過去の悲惨なストーカー被害の事例
元交際相手の母親を殺害し、その娘を連れ去るという事件
千葉県千葉市にある団地で、女性を牛刀で切りつけて殺害。
被害者の娘である元交際相手のA子さんを車で連れ去る。
という事件を覚えているでしょうか?犯人とA子さんは、出会い系サイトを通じて知り合い、交際を開始。
当初は仲睦まじくする姿が周辺で目撃されており、神奈川県内で同棲していたことも確認されていたが、犯人の暴力などが原因で同棲を解消したところ、彼によるストーカー行為が始まったそうです。
後に、同棲解消後も、メールや電話を使ってA子さんを脅し続けていた事も判明し、A子さんは犯人への恐怖心によって支配されたままでした。
A子さんの母親を殺害した後、A子さんを誘拐し逃走した犯人は、逃走経路の偽装を行いながら、沖縄へ向かい、
逃走中にも拘わらず、観光を楽しんだり、水着を購入しビーチで過ごしたり、部屋を借り二人での生活を始めようとしていたそうです。
元交際相手に異常なほど執着し、目の前で母親を殺害してまで元交際相手を連れ去るという行為は、通常では考えられない程、異常な精神状態です。
親御さんは、自分の娘が選んだ相手だからと信用し、安心しているかもしれません。
しかし恋人に「執着」した人が、相手から別れを告げられることにより態度が豹変し、DVやストーカーから最悪な結末へと発展してしまうことはあり得ることなのです。
「既に娘さんがDVを受けている」「ストーカー行為へと発展してしまっている」としたら、少しの猶予もありません。
ストーカー規制法からストーカーについて考える
ストーカー規制法とは、埼玉県桶川市で発生した日本のストーカー事件史上最も有名なストーカー殺人事件「桶川ストーカー殺人事件」を契機に議員立法され
2000年(平成12年)11月24日に施行された、「つきまとい等」を繰り返すストーカー行為者に警告を与えたり、悪質な場合は逮捕することで被害を受けている方を守る法律です。
ストーカー規制法における「つきまとい行為等」
- つきまとい・待ち伏せ・押しかけ・うろつき等
- 行動監視をしていると告げる行為
- 面会・交際等の要求
- 著しく粗野・乱暴な言動
- 無言電話、拒否後の連続電話、ファクシミリ、電子メール・メッセージの送信等
- 汚物などの送付
- 名誉を傷つける事項の告知
- 性的羞恥心を害する事項の告知
別れた時に起こる事とお考えかもしれませんが、ストーカー気質を持っている人は、付き合っている時から兆候は表れているものです。
- 娘さんが彼の「束縛・行動監視」に対して、苦しんでいる様子はありませんか?
- 時間に関係なく、頻繁に電話がかかってきたり、家に押しかけてくるという様子は見られませんか?
- 彼氏の娘さんに対する言動・態度で、乱暴な様子はありませんか?
些細な事でも娘さんのSOSサインを見逃さない様にして下さい。
娘さんは誰にも相談することができないかもしれません
彼氏や元彼氏に「DV・ストーカー行為を受けている」と相談をされたなら、全力で娘さんを助けるでしょうが、優しい娘さんだからこそ、親御さんに心配を掛けまいと、我慢し、口を堅く閉ざしてしまう事も考えられますよね。
彼氏や元彼氏が、DVやストーカーの様な状態であると、誰かに相談する事を躊躇ってしまう人は多く、弊社で「別れたい」とご依頼を受け、ヒアリングの最後の最後に「実はDVを受けています」や「束縛が酷く監視されています」と言う話は珍しくないのです。
別れられない三大理由
- 相談したことが彼にバレたらと言う恐怖
- 彼にもいいところがあると言う錯覚
- 彼に対して負い目があるから別れられないと言う罪悪感
明らかにDVやストーカー行為をされているにも拘らず
今の娘さんは、別れられない三大理由に縛られて身動きが取れず苦しんでいるのに、親御さんを気遣って助けを求められないかもしれません。
「普段の彼は優しい」「こんな彼でも一緒にいると楽しい」自分に言い聞かせて相手のこと庇っている
もしくは「怖くて別れることができない」と、追い詰められた精神状態の場合も考えられます。
追い詰められてしまっている状態で、無理に話を聞き出そうとしても、まだ気持ちの整理が付かない不安が「怒り」として爆発してしまう事にもなりかねません。
親御さんの方が先に、娘さんの異変に気付き「娘さんに内緒で依頼をしたい」と決断する事も大いにあります。
勿論、娘さんが本音を言ってくれる場合もあるでしょうが、本音を言ってくれたとしても「いざ解決の道へ!」となったときに、実際にどのような行動をすれば良いのか?
家族と言えども、デリケートな部分になる為、娘さんの気持ちを少しづつ確認しながら判断し、慎重に進めていかなければいけません。
参考記事:ヒステリックな彼女と穏やかに別れたい
DV・ストーカー男との「別れの実現」に向けて
娘さんが勇気を出して「彼からDV・ストーカーをされている」と伝えてくれたとしても、まずはどのような行動を取れば守れるのか?を考えますよね。
もしも相手を怒らせ、逆上させてしまった場合、何が起こるかは分かりません。
まともな精神状態ではない相手と対峙する訳ですから、娘さんの身の安全も大切ですが、被害は他の家族にまで及ぶかもしれない事も想定しておかなければいけません。
「こちらは悪い事をしていないのに、なぜ対策しなければいけないのか?!」と納得できないでしょうが、相手は話の通じないDV・ストーカーです
話し合いが出来ていれば、今の状況にはなっていない訳ですから。。。
大切な娘さんを守れるのはご家族だけ。
娘さんをDV・ストーカー男から守るには、素早い決断と行動が、これからの娘さんの人生を左右していきます。
弊社では、独自の手法による別れさせ工作により、親御さんと協力の上で、様々な『別れたい』『別れさせたい』ご相談の内容に最善な『別れさせ工作』の方法をご提案させて頂いております。