友達への復縁相談で関係悪化状態だけど復縁したい

S様のご相談内容

突然別れを告げられたS様は彼女を諦めきれず、友人に復縁相談をしました。しかし、そのことが彼女に知られてしまい、関係はさらに悪化。復縁がますます遠のいてしまいました。

彼女からは「友人に私たちのことを話すなんて…」と責められ、LINEをブロックされ、着信拒否までされてしまいました。連絡を取る手段が断たれ、復縁のきっかけを失ったS様は、最終的に復縁工作に頼らざるを得ない状況に追い込まれました。

どうしても彼女との復縁を諦めきれず、S様は復縁成功率が少しでも高い復縁屋を探し、複数の業者に問い合わせを行いました。しかし、どの復縁屋も「彼女とどう接触するか」ばかりを提案し、「どのように復縁へと導くのか」という具体的な方法については明確に説明してもらえず、復縁屋選びに迷い続けた末、最終的に弊社へご相談いただきました。

多くの復縁屋はターゲットへの接触方法を重視する傾向にありますが、心理誘導の手法まで詳しく提案する業者はほとんどありません。そのため、「工作員がターゲットに接触さえすれば復縁できる」と誤解されがちですが、実際には接触すること自体が復縁を成功させるわけではありません。

なぜ復縁できないのか？なぜ復縁に繋がるのか？を説明させて頂き、Ｓ様も初めて復縁工作の意味を理解した様で、弊社に復縁工作のご依頼を頂く形となりました。

調査から工作による原因究明

ご依頼後、調査員によるターゲットの調査を行ったところ、ターゲットは別れて１人になったことで清々した気持ちもあるものの、少し寂しさを感じていることが分かりました。恋人が欲しくないわけではないものの、『Ｓ様以外の恋人が欲しい』という本音を漏らしていることも確認されました。

Ｓ様が友人に吐露した事でここまで嫌われるものなのか？と疑問を感じ、Ｓ様に実際は何をしたのか？についてお伺いを立てましたが、Ｓ様も心当たりがないと仰る為、ターゲットへの接触後に分からない部分を探るしかありません。

工作員をターゲットに接触させ関係性を構築していくとターゲットからの聞き取りによって、Ｓ様が知らなかった情報が数多く判明しました。ターゲットは交際開始からわずか1ヶ月で別れたいと考えていたものの、なかなか別れを切り出せないまま結婚の話が進んでしまい、結果的に決定的な別れ話をする機会を失っていました。そして、別れを決意した日に、多少強引にでも別れを切り出したことが明らかになりました。

ターゲットの本音を深く引き出すには、ある程度の時間を要しました。ターゲットの話によると、Ｓ様に対して優しさを感じたことは一度もなく、見た目に惹かれて交際を始めたものの、それ以外に魅力を感じる部分が全くなかったとのことです。そのため、「今までの彼女も、きっと外見に騙されて交際していただけなのだろう」と確信をしてしまい、一刻も早く別れて新しい恋人を探したいと考えていたようです。

最も気になったのは、男性としての器の小ささを感じさせるような金銭面でのセコさだったとのことです。金銭面において極端に節約志向で、豪遊したいわけではないものの、適度に楽しむこともできず、一緒にいると恥ずかしい思いを何度もしたとのことでした。
また、金銭面でのセコさも含め、友人たちに交際の話をする際にターゲットを悪く言っていたことを耳にし、『男としてどうなのか？』と疑問を抱く場面が増えていき、交際期間が長引くほどに何度も幻滅したそうです。

自己改善の開始

工作員が聞き出した情報を担当者が耳にした時、担当者にも思い当たる節がありました。
ご契約前に何度も復縁工作の料金をディスカウントしてほしいと繰り返し要望してきたことや、女々しいと感じる言動が多々あったため、「ターゲットから見たＳ様の真の姿」が明らかになった形です。

Ｓ様に対して「何が問題でターゲットが別れを決意したのか？」という点を丁寧に説明したところ、Ｓ様にも自身の主張がありました。
「セコいのではなく節約である。女々しいと言われる理由も分からず、友人にターゲットの悪口を言った覚えもない。」と担当者に伝えてきます。

ターゲットから悪く見られている理由を全く理解できていなかったＳ様にとって、別れを告げられるのはある意味当然だったとも言えます。
そこで、Ｓ様の問題点を改善するために、アドバイスと共に複数の課題を提案し、他人からどう見られているかについての理解を深めていただきました。

少しずつ自分の問題点に気づいていったＳ様は、別れが突然だったのではなく、自分の言動が彼女に嫌な思いをさせていたことにようやく気付きます。そして本当の意味での「反省」という感情を自ら理解し、変わろうとする姿勢が見え始めました。

復縁の成功

Ｓ様が自身の問題点に気付いたことを担当者も確認したため、ターゲットに向けた心理誘導を本格的に進めていきました。再会工作に至る直前、Ｓ様は「再会してもっと嫌われないか？」と不安を抱えていましたが、
担当者はＳ様の変化と自己改善の進度を見て「今の状態なら安心して再会させられる」と判断。
こうして、Ｓ様とターゲットの再会が実現することとなります。

偶然を装っての再会工作を行うと、ターゲットとの会話でＳ様が過去の自分の行動を「恥ずかしかった」と振り返り、
その行動にターゲットを付き合わせてしまったことへの反省を冗談交じりに語ることで、場の雰囲気も和らぎ、
ターゲットは以前のＳ様との違いに気付き始めます。

工作員が復縁に向けてさりげなく後押しを続ける中で、ターゲットは「外見はもともと好みだった」という思いもあり、数日後にＳ様から無事「復縁成功」の報告をいただく結果となりました。

担当の適切なアドバイスで依頼者が無事自己改善を進められたことによる復縁工作の成功事例となります。