会話の仕方を改善する事でコミュニケーションの取り方が変わる

会話の仕方を改善する事でコミュニケーションの取り方が変わります。
会話はコミュニケーションツールの中でも一番伝えたい情報量が多く、伝えたい事を伝えやすい特徴があります。
しかし、伝え方を間違えれば本当に伝えたい事とは全く異なった伝え方になってしまい、会話の仕方を改善する事で伝えたい相手とのやり取りもスムーズに行う事ができます。
以下にある会話の例を2つ挙げます。
下記の会話を基に、コミュニケーションについて考えてみましょう。
参考にして頂く問題のある会話の例
例1:
- Aさん「最近流行の、原宿の○○ってお店のパンケーキ、食べた事ある?」
- Bさん「食べた事あるよー」
- Aさん「僕は食べていない」
- Bさん「・・・」
例2:
- Aさん「ドラマの話とかしようよ!」
- Bさん「最近は○○ってドラマを見てるよ」
- Aさん「僕は見ていない」
- Bさん「・・・」
問題のある会話のやり取りを見てどう思いますか?
上記の問題のある会話のやり取りを見てどう思いますか?
問題のある会話のやり取りって、楽しいでしょうか?
自分で話を振っておきながら「僕は食べていない。僕は見ていない」と会話を自分で終わらせてしまいます。
AさんBさんの会話が広がらない事はお分かり頂けるかと思いますが、会話が広がらない以上にAさんとBさんが仲良くなる事はあると思いますか?
会話のコミュニケーションの基本はキャッチボールと同じ
会話のコミュニケーションの基本はキャッチボールと同じです。
キャッチボールは相手がキャッチ出来る出来ないを考えずに思いきり投げれば良いものではありません。
キャッチボールの経験がある方はお分かりだと思いますが、キャッチボールは、相手の胸に向かって取り易い所に投げるのが基本です。
相手が構えている所にボールを投げてあげればキャッチし易く、キャッチし易い球を投げるから気持ち良く投げ返してもらえます。
キャッチボールをコミュニケーションに置き換えれば、返事が欲しければ、返事をし易いアプローチが求められるという事になります。
返事をもらいやすい会話を上記例題を参考に考えてみよう
返事をもらいやすい会話コミュニケーションの例を考えてみましょう。
上述した例1の場合なら、Bさんは「食べたことがあるよー」と言ってくれています。
Aさんが食べた事がなければ、「いいなー。話題になってるけど、美味しかった?待ち時間とかあるのかなぁ?」等の返事をすれば、Bさんは「美味しかったよ」や「話題になってる割にそうでもなかったよ」の返事がしやすくなります。
?が付いてるから返事をし易い訳ではないのはご理解頂けましたか?
例2の場合も、「僕は見ていない」ではなく、「どんなドラマなの?主演って誰だっけ?」等ど返せば、「○○なドラマでね」とドラマに関する話題が続きます。
主演の役者の事から「主演の役者の○○ってドラマなら見たことある!」の様に会話を続ける事も可能です。
大切なのは、会話の広げ方です。
返事がYesやNoにしかならない質問はできる限りしないというのも話題を広げ易くなります。
会話を広げる為の参考に
例えば「○○に行ったことあったよね?」と聞いてしまえばYESかNOという返事になりますが、「○○に行ったことあったよね?どうだった?」と一言付けるだけで感想を聞く形になり、「~だったよ」と感想を聞けて会話が広がります。
また、YES、NOの返答になる質問は、送られた側は非常に面倒なものにもなります。
感想を送る方が文字量が増えるし面倒だと思うかもしれませんが、短文の返事は後でいいやと後回しにされる事や今聞く必要があるのか?と思われてしまいます。
子供から「なんで?どうして?」とシツコク聞かれれば面倒くさくなりますよね?
何事も加減が大切ということです。
問題のある会話を例にした理由
弊社に復縁相談を頂く際にコミュニケーションが上手ではない方が目につきます。
- 元彼(元彼女)が会話を楽しんでくれない
- コミュニケーションを取れない
- メール・lineの返事をくれない
といったご相談を頂きますが、総じて相談者が自分本位な投げかけに終始し、言いたい事を言うだけで、元彼(元彼女)のリアクションを考慮しない我儘な会話をしている方が少なくありません。
上述した様にコミュニケーションはキャッチボールですが、キャッチボールで相手の胸元に向けて適度な力加減で投げるのではなくて全力で全く関係ない所に投げてしまっているから返事が来ない事が分かります。
相談の仕方一つにしても
- 復縁したい
- 悩んでます
といった一言で相手が返してくれるだろうというline相談を頂くケースも増え、line相談を頂いた時点でコミュニケーションが上手ではない事がよく分かります。
言いたい事だけ元彼(元彼女)に伝えても、コミュニケーションは成立しません。
- 何故会話を楽しんでもらえないのか?
- 何故コミュニケーションを取れないのか?
- 何故メールやlineの返事をくれないのか?
line相談や電話相談を頂いていると別れの原因がコミュニケーション能力が欠けているであろう方が想像し易い方々が少なくない為、コミュニケーションについて参考にして頂く記事を書かせて頂きました。
会話が拡がらないアプローチほど、コミュニケーションにおいて嫌がられるものはありません。
もし元彼(元彼女)とコミュニケーションを取ろうとしてもリアクションが悪い場合は、あなたのコミュニケーション能力について疑ってみて下さい。
元彼(元彼女)ではなく、自分のコミュニケーション能力を疑う事が復縁に進む一歩目かもしれません。